赤紫蘇で染色する

 蘇らせるチカラ

 
昨日、お知り合いの方から「赤紫蘇」を頂きました。
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Kさん有難うございます☆

 
以前にも別の方から青紫蘇を頂き、
色々なお料理やジュースを作り堪能させて頂きましたが、
 

今回は定番の「赤紫蘇」ジュースと、
「赤じそ酢」を作ることに♪
 

半分の赤紫蘇はジュースにし、赤じそ酢に使う赤紫蘇は、しっかり洗い水気を切るため、
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このように 拡げて乾かしていたのですが・・・
 
 途中でお酢が足りないことに気づき(笑)、
「赤じそ酢」はまた別の機会に作ろう~と思いながら、
 
 
赤紫蘇ジュースを煮詰めて葉を取りだし、
レモン汁を入れ、ピンク紫の鮮やかな色に癒されていたら・・・
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ふと「このきれいな色で染色したいな」と思いつき、早速ネットで調べてみることに♪

コチラを参考にさせて頂きました↓

 
「赤紫蘇を洗い新聞紙などに拡げ、
一晩乾かし翌日すぐに、酒石酸orクエン酸1%の水溶液に浸ける。」
 
と、あったのでちょうど乾かしていた赤紫蘇をそのまま一晩おき、今朝「抽出液」をつくりました☆

 

赤紫蘇の抽出液

【作り方】
①赤紫蘇 400gに対して、1%のクエン酸(or酒石酸)と赤紫蘇と同量のお水を入れる。

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②フタがなければラップをかぶせ、お箸かゴム手袋で時々混ぜ返して3日間以上おく。
 
 
【注意】
・抽出容器は、ガラス・陶器・プラスチック製で。
(金属製は厳禁です!)
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私はガラスのボールでつくりました☆


・濃い抽出液をとるため、液量はなるべく少なめに。
(赤紫蘇の葉を押し込んで液面から出ない程度)
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赤紫蘇は40gしか残していなかったので、抽出液は少ししかとれないと思いますが(笑)、どんな感じになるのか楽しみです♪
 
 

珍味と海鮮

赤紫蘇と一緒に頂いた「へしこ」。
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福井県の名産だそうで鯖を塩づけし、さらにぬか漬けした郷土料理だそうです☆
 

好き嫌いが分かれる食べ物のようですが、
私たち夫婦は好き嫌いがありませんし、
こういった珍味も大好き♪
(カラスミとかも好きです)


 これを薄切りし、主人が作ってくれた海鮮丼と一緒に昨夜頂きましたが、
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ご飯が進むお味でとっても美味でした☆
(へしこは別の小皿に入れて頂きました)
 

珍しいものをお裾分け頂き有難うございました♪
 

 

食中毒予防

紫蘇は、「人を蘇(よみがえ)らせる」という意味があるように、古くから薬としても使われてきました。


紫蘇には「ベリルアルデヒド」という成分があり、

それによって、リラックス効果・食欲促進・消化吸収を高めてくれるそうですが、

 その成分には強い殺菌力もあるので、食中毒予防・防腐効果にもなるそうです。

お刺身などに添えられているのは、そのためだったのですね♪

 

エイジング効果

美容としても、

赤紫蘇の色素である「アントシアニン」には、強い抗酸化作用をもつため、

強い紫外線を浴びたあとに増える活性酸素(老化のもと)を抑えてくれる嬉しい効果が♪

 

紫蘇が夏に旬を迎えるのには、こういった意味もあるのでしょうか。

自然の恵みとチカラに、いつも驚かされ、ただただ感謝です☆


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青紫蘇と赤紫蘇のチカラを頂きながら、熱い夏を元気に過ごしてまいりましょう♪

 

本日も穏やか日和となりますように。