すべては有限だと知る
「私たちは常に時の速さや命の短さを嘆きながら
あたかも命がいつまでも続くかのように振る舞う」
という言葉を、
先週、この言葉をヨーガのクラスの最後にお話致しました。
嬉しいメール
先日、関東に住むヨーガ・インストラクターの友人から嬉しいメールがありました☆
彼女は、突然原因が分からないまま片目(左眼)を失明し、
見えていた片目(右眼)も昨年見えなくなり、
手術して少しは見えるようになったものの歪んで見えるようで、僅かの視力で日々を過ごされています。
そんな彼女から、たまにお葉書を頂いたり(字を書く練習も兼ねて)、メールを頂いたりします。
今回のメールは、
「紅葉やきれいな景色を見たらasakaさんとヨガしたくなります♪」というコトバと共に、
最近行かれたという千葉県の滝の写真が☆
どんな景色が
「紅葉の時期は、色が鮮やかで見やすくて外に出てるのが楽しく、
夏みたいに紫外線で目を傷めないので、最近とても調子が良いです♪」
とのことで、ほっとひと安心。
でも今の時期のきれいな紅葉や先ほどの滝の景色、
「彼女の目にはどんな風に映っているのだろう」と思うと胸が締め付けられそうな気持ちになります。
いつも泣き言やマイナスな発言を一切言わない彼女ですが、以前電話でお話ししたとき、首肩のコリや頭痛が出ていること、不自由さなどを少しだけ聞かせてくれました。
そんなことがあってもキチンと前を向き、
「今」を大切にし、日々を楽しまれ、
ムリの無い程度にヨーガ・レッスンもされていらっしゃいます☆
無限と有限
今、手にしているモノ、
両親、家族、友人、知人、
家、時間、命…。
すべていつまでもあるモノではなく、
いつかは終わる、無くなるモノ。
無限ではなく有限。
でも、ついいつまでもあるような気持ちになり、
無くしてから大切だったことに気づいたり、
限りあるモノだったのだと気づかされたり…。
いつか…
いつか伝えよう。
いつか行こう。
いつか会おう。
いつかしよう。
いつか…ではなく、
過去を悔やむのではなく、
未来を思い悩むのではなく、
「今 この瞬間」を大切に。
日頃から、
すべて「有限」だということを忘れずに*
明日も穏やか日和の一日を。