様変わりした空間
昨年、初挑戦した「しっくい塗り」。
先日、また久しぶりに塗りました。
うま〜くヌレール
前回同様、
今回も「うま〜くヌレール」をネットで購入。
今回のは塗り方DVDが
付いていました。
一応、経験済みなので
サラッとしか観ていませんが 笑。
下準備
繊維壁風の壁紙。
細かい繊維がポロポロ落ちて
いつも掃除が大変でした。
しかもそれを吸うと身体に悪そう。
この壁紙
以外としっかりくっ付いていて
中々キレイに剥がせないので、
ヘラなどを使用して
剥がせるところは剥がしていきます。
この漆喰は、
壁紙の上からでも塗れるのですが
前回、こういう剥がれやすい部分を
剥がさず上から塗ったら、
後から浮いてきて、剥がれてしまい、
またイチから塗り直す…という
アクシデントがあったので、
今回はその教訓を活かして
剥がれやすい継ぎ目の部分は
剥がしてから行いました。
はがし剤も購入していたけれど
強い薬品のニオイが苦手で
結局、封を開けることなく
上記のアナログ法を採用 笑。
役割分担
最初、私は養生作業をして
主人はしっくい塗り担当。
(私もそっちがいい 笑)
養生は、少し細かい作業で
少しめんどくさい作業でもあります。
(主人と私には 笑)
でもこれをしているのと
していないのでは
作業効率や仕上がりが
違ってくる…気がする。
一日で仕上げたい為、
大まかな部分を
主人が豪快かつスピーディに
塗っていき、
隅の方を
(主人よりは)
細かい作業が得意な私が担当。
古民家に
容器から漆喰を取るときは
コテではなく
おたまなどで取るように…と
DVDでも説明していたのに、
コテで取っていた主人。
案の定、途中で
「パリん!」という音が。
先が割れたようです 笑。
やはりプラスチックより
こちらですよね☆
この前、
古民家を片付けていた時
ちょうど2つ見つけていたのです♪
私はクッキーの缶のフタで 笑。
これで十分☆
漆喰のかわりに
朝9時から塗り始め
16時頃、あと一面半とスミを残し
漆喰が無くなってしまいました。
今回の部屋は
プライベート空間なので
1度塗りのみにしていたのですが
今日中に終わらせたいのに
漆喰が足りない…。
そうそう!
こんな時は昨年も行なった
たっぷりペンキで漆喰壁風♪
と、家にあるペンキを
塗っていたのですが、
漆喰の色はホワイト。
ペンキの色はミルキーホワイト。
色が微妙に違うからか
馴染まず余計に汚い感じ 汗。
主人に離れて見てもらうと
「まぁ、大丈夫ちゃう?
どこかの外国のスラム街みたいやけど…」
ってそれ
全然大丈夫じゃない!!
どうせ塗るなら
スラム街じゃなくて
テンションの上がる
空間にしたい 笑。
急遽、主人が
島のホームセンターに行き、
「うまーくヌレールは無かったけど
こんなのがあったよ…」と
こちらを買ってきてくれました。
(ちゃんとシックハウス対応☆)
今はこんな容れ物のペンキが
あるのですね。
何とか日没までに塗り終え、
漆喰やペンキが固まる前に
養生を外し、
(この作業が気持ちよくて1番好きかも)
(マスキングテープが足りず
このテープを使用)
漆喰が
はみ出している部分もありますが 笑
とりあえず一日で完成♪
before→after
始めはこんな壁でしたが、
こんな感じに♪
before
after
before
after
お部屋全体が明るくなり
別の部屋みたい☆
しかも
少し触れただけでも
ポロポロ落ちていた
壁紙がもう落ちない♪
はぁ〜シアワセ。
主人が豪快に塗ってくれたので
少し雑な部分もありますが 笑、
まぁ、それも「味」ということで。
それが漆喰のいいところ♪
いつまで
この部屋に入るたび
いいねぇ。
違う部屋みたいやね。
と、 テンションが
上がっているふたり。
まだこの繊維壁の部屋が
一部屋ありますし、
(しっくい塗りするかは未定ですが)
ブラウンシートのおかげで
今のところ雨漏れはしのげていますが、
床が軋んでいるところがあったりと、
まだまだメンテナンスしないと
いけないところが多々あります。
この家に
いつまで住めるのか
はたまた
いつまで住むことになるのか
分かりませんが、
先のことはあれこれ考えず
「いま」を大切に
そして
この古いおうちも大切に
さらなる快適空間を目指して
おうちづくりを
楽しもうと2人で話しています。
穏やか日和となりますように。