梅仕事って

手塩にかける

 

先月、「さしす梅干し」を仕込んだあと

 「梅干し簡単袋漬け」も

仕込んでみました。

 

昨年とはまた違う漬け方。

 

 

作り方

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【材料】

・梅 1キロ(約25コ)

・塩 130g(梅の13%)

・きび砂糖 65g(塩の半量)

 

①梅を1時間水に浸けアク抜きし

なり口を取り水気を拭いて

食品用ポリ袋に入れる

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②塩ときび砂糖をボウルで混ぜ合わせ

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 ①に入れる

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きび砂糖を使うと

しっとりジューシーになり

皮も柔らかくなるのだそう

 

③重石を使わないので

出来るだけ空気を抜いて

(カビが生えにくい)

しっかり縛る

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 破れることもあるので

ポリ袋を2重にする

 

④梅酢が上がるまで

室温で

タッパー等の容器の中に入れ

1週間ほど置く

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※1日1回、袋の底をなでてあげると

梅酢が早く上がる

 

⑤白梅酢が上がれば

赤紫蘇漬けまで冷蔵保存

 

⑥赤紫蘇をもみながら砂を落とし

5〜6本/正味130〜150gに対して

塩大さじ1で塩もみして

アクを出す

 

アクを絞ってもう一度

塩大さじ1で塩もみして

アクを出す

(私は赤紫蘇ナシで作りました)

 

⑦ポリ袋を新しいものに替え

⑤⑥を入れ優しく揉み

タッパー等に入れて

梅雨明けまで冷蔵庫の中で保存

 

⑧「土用干し」

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キッチンペーパーで

梅の汁をとり

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はじめはキレイに拭いていましたが、

こんなことをしている間に

日が暮れてしまう〜と、

最後はこんな感じに  笑

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それをザルに並べ

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三日三晩夜露にあて、

 

表面にシワが寄り

色が薄くなったら

干し上がり。

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⑨保存容器に戻す前に

梅酢に潜らせると

しっとり仕上がる

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2・3ヶ月すると

味が馴染んで完成☆

 

 

 

梅仕事

昨年は

少ししか漬けられなかったので

すぐ無くなってしまいましたが  笑、

 

今年は

梅の実りが良かったようで

有難いことにたくさん

分けて頂けたおかげで

 

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他にも梅酒

酵素シロップ

梅の甘露煮風を

作ることができました。

有難うございました。

 

 

「手塩にかける」と

言うように

 

毎日、

袋の底を撫でたり

ビンを揺すったり

手でかき混ぜたり

声をかけたりして  笑、

 

何だか本当に

育てていく感じで、

 

そういうことも含めて

梅仕事っていいなぁと。

 

 

 

何を大切にして

仕事と家事に追われていた時、

気持ちと時間の余裕が

全くない時期がありました。

 

働き方をセーブして

初めてしたことは

梅仕事。

 

 

仲良くなった

同じマンションに住む方と

梅酒と梅干しを

一緒に作ったとき、

 

「あー、私って

こういうことがしたかったんだなぁ」と

何を大切にして暮らしていきたいのかが

明確になった瞬間でもありました。

 

あの時作った

梅酒と梅干しの

感動の美味しさ

今でも忘れられません。

(Mちゃんお元気ですかー?)

 

 

そんなこんなで

気づけば離島で暮らしている  笑。

 

人生って何が起こるか分からない。

だからおもしろい。

 

 

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どこに住んでも

良いご縁に恵まれ感謝です。

 

 

穏やか日和となりますように。