あなたの中の最良のものを
逆説の10カ条
ケント・M・キース氏がハーバード大学在学中に書き、
のちにマザーテレサがご自身の講話の中でそれを引用し有名になったと言われている
「逆説の10カ条」という詩を、先週のヨーガレッスンの際にお話しさせて頂きました。
「逆説の10カ条」
人は不合理、非論理、利己的です
気にすることなく、人を愛しなさい
あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
気にすることなく、善を行いなさい
目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい
善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい
あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい
あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう
気にすることなく、作り続けなさい
助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい
あなたの中の最良のものを、この世界に与えなさい
たとえそれが十分でなくても
気にすることなく、最良のものをこの世界に与え続けなさい
※ 最後に振り返ると、それらはあなたと他の人の間のことではなく
神様とあなたとの間のことだったのです
という言葉で綴られているこの詩。
※の一節は、マザーテレサが加筆されたと言われています。
レッスン後、「この言葉が心に響き泣きそうになり、涙を堪えていました」というお声なども頂きましたが、
私も折りに触れ、この言葉に支えられることがあります。
お天気など、自分では変えられないことだと「まぁ仕方ないかぁ〜」と受け入れられることも、
他のことだと、時に心乱されることも…。
でもこれが「誰かとの間のこと」だと思うとストレスに繋がりますが、
お天気と同じで、「これも天の配慮だなぁ〜」
「それが十分でなくても、自分が良いと思ったこと、やりたいと思ったことを自分に正直に、気にすることなく行なえばいいんだ〜」と思うと、気持ちがラクになり、背中を押して頂いているような気がします☆
色々な解釈があると思いますが、皆さまはいかがでしょうか?
今、生かされていることの奇跡に感謝し、
たとえそれが十分でなくても、
気にすることなく あなたの中の最良のものを…。
今日、ヨーガレッスンをさせて頂けることに感謝して…。
本日も皆さまにとって穏やか日和の一日となりますように。